ストーリー
長野県下伊那郡、松川町。代々続くりんご農家の後取りとして生まれた実（みのる）。 母親の死後、父親と二人で農園を切り盛りする彼は、週末になると、独り東京に出向き、お笑いライブに出演していた。生まれつき吃音を持つ実だったが、芸人として舞台に立つ時だけは流暢に喋れた。自分の喋りで人を笑わせている瞬間が、何よりも幸せだった。実（みのる）は、りんご農家として生まれつつも、お笑い芸人になるという夢を抱いていた。
オフィシャルサイトより
しかし、りんご農家を継ぐ者には２５歳になる年に、ある大切な儀を行わなければならなかった。それは、町を納めるりんごの神様に挨拶をし、一人前のりんご農家として認めてもらう奉納祭だった。奇しくも、実が受ける奉納祭の日は、「WAGEIグランプリ」と呼ばれる、お笑い芸人なら誰もが目指すべき超大会と同じ日。
笑いに進むのか？りんごを継ぐのか？実の人生のタイムリミットは、刻一刻と迫っていた。
なぜ実は、そこまでしてお笑いに突き進むのか？そこには、“母親の死後、笑顔を失った父親を笑顔にしたい”という強烈な想いがあった。母は生前、“実にしかできないことを、一生かけて実らせなさい”と実に説いていた。
”父さんに笑って欲しい”
それは、実が、実にしかできないことだと、胸に秘めていた想いだった。
そして迎える運命の日。
実は、想いを、夢を、実らせることができるのか？
キャスト・スタッフ
| 監督 | 八木順一朗 |
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| キャスト | 竹内一希／田中要次／田中永真／橋本小雪／爆笑問題ほか |
| 公式サイト | https://minoriyuku-movie.jp/ |
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試写会情報
| 東京試写会 | 9/16（水）開場18：15／開映18：30 ※上映前オンライン舞台挨拶予定 神楽座 |
更新日： 当選人数：50名 主催：東京新聞 締切日：9/8（火） |
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