『二つの季節しかない村』



ストーリー

トルコ、東アナトリアにある、雪深いインジェス村の学校に赴任して4年が経つ美術教師サメット。この村は長い冬が終われば、春を挟まずに急に夏がやってくる。雪に覆われていた大地は春の芽吹きもなく、突然太陽にさらされ黄色く枯れていく。なにもない村では、教師であるだけで尊敬される。学校では、女子生徒セヴィムに慕われ、サメットの部屋でおしゃべりをしたり、休暇に行けば、お土産に鏡をプレゼントしていた。しかし、どこまでいっても仕事も少なく、なにもない村であることに変わりはない。
知人の勧めで英語教師をしているヌライと会うサメット。彼女は理想を持って、社会と戦っていたが、テロに巻き込まれ片足を失い義足になっていた。サメットは同居している同僚のケナンをヌライと引き合わせると、ふたりは意気投合していく。
ある日、学校で荷物検査が行われる。サメットがプレゼントした鏡と共にラブレターを没収されるセヴィム。内容が気になったサメットは理由をつけてそのラブレターを手に入れる。「返してほしい」と涙ながらに訴えるセヴィムに「もう処分したから手元にない」と嘘をつくサメット。
その日から、セヴィムの態度は変わった。セヴィムは友人と共謀して、「サメットとケナンに不適切な接触をされた」と虚偽の訴えを起こし、ふたりは窮地に立たされる。なにもない村では噂はあっという間に広がる。目を掛けていたセヴィムの態度に打ちひしがれるサメット。しかし、実はケナンを陥れようとしたのかもしれない、という同僚の言葉から、怒りの矛先はケナンに向かっていく。
セヴィムはなぜ、虚偽の告発をしたのか? サメットとヌライ、ケナンの関係はどうなっていくのか? 忌み嫌っていたこの村から、サメットは去ることができるのだろうか?

オフィシャルサイトより



キャスト・スタッフ

監督ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
キャストデニズ・ジェリオウル/メルヴェ・ディズダル/ムサブ・エキジほか
公式サイトhttps://www.bitters.co.jp/2kisetsu/

関連商品など

監督作品

試写会情報

東京試写会 9/28(土)開場13:15/開映13:30
日本シネアーツ社 試写室
更新日:
当選人数:55名
主催:Fan’s Voice
締切日:第一次〆:9/10(火)23:59
第二次〆:9/16(月・祝)23:59
第三次〆:9/22(日)23:59
応募詳細はこちらから

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