『ラスト・ブレス』



ストーリー

若き飽和潜水士のクリス(フィン・コール)が婚約者としばしの別れを惜しみ、スコットランドのアバディーン港で潜水支援船、タロス号に乗り込んだ。これから1ヵ月間、クリスが従事するのは、北海の海底に張り巡らされたガスのパイプラインを補修する定例のミッションだ。クリスがチームを組むのはベテランのダンカン(ウディ・ハレルソン)と、人当たりはぶっきらぼうだがプロ意識が強いデイヴ(シム・リウ)。深海の水圧に適応するための加圧チャンバーに入ったクリスは、そこで敬愛するダンカンが会社から引退を宣告され、これが最後の潜水になると知ってショックを受ける。
やがてタロス号は作業地点の海面に到着し、潜水ベルに乗ったダンカン、デイヴ、クリスは水深91メートルへと下ろされていく。完全な暗闇と静寂に支配された海底に降り立ち、マニホールドと呼ばれる構造物で補修を行うのはデイヴとクリス。ダンカンは潜水ベルにとどまって、作業の進捗状況を確認する役目を担う。
すべての行程は順調に進んでいたが、デイヴとクリスがマニホールドでの作業を開始して間もなく、海上のタロス号で思わぬトラブルが発生する。コンピュータ・シスタムが異常をきたし、折しも到来した暴風雨によって船体が流されてしまったのだ。いち早く異変に気づいたデイヴは作業を中止し、クリスとともに避難行動を取るが、クリスの潜水服に酸素や電力を供給するケーブルが構造物に引っかかってしまう。デイヴの指示で緊急ボンベに切り替えるが、緊急用の酸素は10分しかもたない。その直後、命綱が切れたクリスは深海の暗闇の彼方へと流されていった。

オフィシャルサイトより



キャスト・スタッフ

監督アレックス・パーキンソン
キャストウディ・ハレルソン/シム・リウ/フィン・コール/クリフ・カーティスほか
公式サイトhttps://lastbreath.jp/

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