ストーリー
1930年、夏。イギリス社交界の頂点“ロンドン・シーズン”が幕を開け、クローリー家の人々と使用人たちも胸を躍らせていた。新しい相続税に対応できず、ロンドンの別宅屋敷を手放す貴族が増える中、シーズンのハイライトとなる舞踏会が開かれるピータースフィールド家は健在だった。だが、華やかな宴が始まって間もなく、クローリー家の長女メアリー(ミシェル・ドッカリー)が離婚したという新聞の報道が人々の間に広がる。時代は離婚した女性に冷たく、王族と離婚女性を同席させるわけにいかないと、メアリーは屋敷からの退場を言い渡される。同行した父のグランサム伯爵ことロバート(ヒュー・ボネヴィル)は憤慨するが、覚悟していたメアリーに逆になだめられるのだった。
オフィシャルサイトより
一晩で名誉を失くしたメアリーのもとに、母コーラ(エリザベス・マクガヴァン)の弟で叔父にあたるハロルド・レヴィンソン(ポール・ジアマッティ)が、友人で投資のアドバイザーでもあるガス・サムブルック(アレッサンドロ・ニヴォラ)を連れてアメリカからやって来る。かの国の自由な雰囲気を纏ったガスに励まされて意気投合したメアリーは、酒の酔いも手伝ってガスと一晩を共にする。が、翌朝目覚めて、「こんなのいつもの私じゃない」と後悔するのだった。
ハロルドがやって来た目的は、コーラの分も託された亡き母の遺産について報告することだった。ガスのおかげで大恐慌は生き延びたものの、その後の投資に失敗して遺産の大半を失ったというのだ。ガスに借金もあり、家を売って再投資の資金にしたいという相談だった。ダウントン・アビーの改修費にあてるつもりだった遺産が無くなったと知り、メアリーからロンドンのグランサム邸を売るという案が飛び出すが、これにはいつも温厚なロバートが激怒する。
そんな中、コーラはメアリーを地元の社交界に復帰させるための晩餐会を計画するが、メアリーの離婚が発覚して、親しくしていた人たちからも出席を断られる。そこでクローリー家の次女イーディス(ローラ・カーマイケル)は、友人で著名な俳優兼脚本家であるノエル・カワード(アーティ・フラウスハン)を招待しようと思いつく。皆が彼に会いたいあまり、欠席を返上すると考えたのだ。
一方、クローリー家の使用人たちにも、世代交代の時が訪れていた。アンディ(マイケル・フォックス)が執事としてカーソン(ジム・カーター) の後任となり、デイジー(ソフィー・マクシェラ)はパットモア(レスリー・ニコル) の引退に伴い料理長を引き継ぐ予定だ。だが、カーソンはアンディのやり方に不満を覚え、つい口を出してしまう。それは、階級が違っても当主であるロバートも同じだった。さらに、メアリーの離婚と財政破綻の危機に対しての意見の違いも加わって、メアリーがダウントン・アビーを率いることへの信頼が揺らぎ始めていた。時代が大きく変化する中、彼らが下した最後の決断とは──?
キャスト・スタッフ
| 監督 | サイモン・カーティス |
|---|---|
| キャスト | ヒュー・ボネヴィル/ローラ・カーマイケル/ジム・カーター/ラケル・キャシディほか |
| 公式サイト | https://gaga.ne.jp/downton_abbey_the_grand_finale/ |
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試写会情報
| 東京試写会 | 2026/1/9(金)開場18:00/開映18:30 ワーナー・ブラザース映画 内幸町試写室 |
更新日: 当選人数:60名 主催:Filmarks 締切日:12/18(木)23:59 応募詳細はこちらから |
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